美しさを超えて追及する、面白い・楽しいフェイクフード「ちこち工房」

2019.2.9 sat  shop story

STORY

清濁併せ持ち、たくさんの顔を持つ新世界がたまらなく魅力的なんです。

「(活動を)今までやってきたことの集大成」と話すのが、ちこち工房の店主、松永香織さん。芸術系の学校を卒業後、料理の世界へ進んでコックやパティシエとして働いていた。今でも厨房に立ったら色々なことができるのではないかと話す。フードでの出店も考えていたが、「好みがわかれる味ではなく、見た目の美味しさを追求したい」とフェイクフード作家への道を志した。

香織さんが作品を作る時、大切にしていることは「自分が食べたいものを 魅力たっぷりに作る」ことで、以前はチョコレートばかり作っていたこともあるそうだ。SNSなどを通して、美味しそうと感じた料理をピックアップする日々だ。シナモンロールはバターたっぷりの生地やシナモンのコク、シュークリームには渋皮栗が贅沢に1個入った仕上がり。みたらし団子など焼く料理にはキレイな焦げが付く。

追求するのは美しさだけではない。「楽しい、面白いと感じてもらえるようにしたい。そんな作品を通して、人と人の会話を少しでも彩れたら嬉しい」、ちこち工房の作品にはこんな思いも込められている。

現在、絶賛売り出し中なのが、大学いもをロボット化したキャラクター「イモダ君」だ。造形だけでなく、旦那さんの手によってテーマ曲や映像の作成も行われている。香織さん特製のジオラマに表現されたのは、「イモダ君の住む世界」だ。

車輪の付いた四輪駆動の容姿を持つのは、猪突猛進なヨメダさん。イモダ君は悩みが多く、一人座っていることも。娘のチコエちゃんは食いしん坊なので少し大きめ。弟の名前はブイ君。「彼らのばかばかしくも暖かい風景を発信したい」とSNSを中心に彼らのどこか懐かしい家族の姿を伝えてきた。

その作風から、作家が集まるクラフトイベントでは被ることも少ないというちこち工房。新世界で開催されるWマーケットについて、香織さんは今までの経験と比較してこう話す。

「オシャレなイベントに商品を持っていくと驚かれることが多いですが、新世界には何もかもを許容してしまう奥の深さや幅の広さがあります。イモダ君ですら、可愛い存在に変わります。料理にも、味に幅や重みがあった方が良いと思います。街も同じで、私には清濁併せ持ち、たくさんの顔を持つ新世界がたまらなく魅力的なんです。」

イモダ君のプロデュースとして、四季のイベントを楽しんだり、箱に入れられたり、新しい手法で展開する方針のちこち工房。今後も、美しさや面白さ、楽しさを追求してく。

「ちこち工房」の
次回出店日をチェック

23381

この記事を書いた人

Wマーケットボランティアスタッフ 「すも」

大阪へやってきて5ヶ月で、こんな大役をいただきました。出身は埼玉で、千葉や茨城で働いてきました。ようやく、エスカレーターで右側立を自然にできるようになりました。肥満体型なのでわかりにくいですが、28歳になりました。

この記事を書いた人

Wマーケットボランティアスタッフ
「すも」

大阪へやってきて5ヶ月で、こんな大役をいただきました。出身は埼玉で、千葉や茨城で働いてきました。ようやく、エスカレーターで右側立を自然にできるようになりました。肥満体型なのでわかりにくいですが、28歳になりました。

                   
                                   
   
出店する
電話問合せ